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2017-03-14

Solution for VirtualBox error "TRT3InitEx failed with rc=-1912 (rc=-1912)"

Ubuntu 16.04でVirutlaBoxの新しいバージョンである5.1.16がリリースされたときいて,Oracleの公式サイトからdebファイルをダウンロードして,5.0.32から更新してみた。インストール後に,VMを起動したところ以下のエラーメッセージが出て起動に失敗してしまった。

VirutalBox - Error in supR3HardenedMainInitRuntime

TRT3InitEx failed with rc=-1912 (rc=-1912)

The VirtualBox kernel modules do not match this version of
VirtualBox. The installation of VirtualBox was apparently not
successful. Executing

'/sbin/vboxconfig'

may correct this. Make sure that you do not mix the OSE
version and the PUEL version of VirtualBox.

where: supR3HardenedMainInitRuntime what: 4
VERR_VM_DRIVER_VERSION_MISMATCH (-1912) - The
installed support driver doesn't match the version of the user.
Error message for VirtualBox

エラーメッセージは,VritualBoxのバージョンがあっていないという内容となっている。メッセージで示されている/sbin/vboxconfigコマンドも実行してみたが解決しなかった。

調べたところ以下の回答に従えば解決した。

12.04 - VirtualBox kernel modules do not match the version of VirtualBox - Ask Ubuntu

まず,以下のコマンドで既にインストールされているVirtualBoxをアンインストールする。

sudo apt autoremove virtualbox

その後,Oracleからダウンロードしてきたvirtualbox-5.1_5.1.16-113841-Ubuntu-xenial_amd64.debをもう一度インストールし直す。

これでエラーが出ずに起動できるようになった。原因は,前回APTからインストールしたVirtualBoxが残っていたためだった。解決してよかった。

2017-03-13

「ScanSnapを使用することができませんでした。」の対処方法

Windows 10でScanSnap ix500を使っていると以下のエラーが出るようになった。

ScanSnapを使用することができませんでした。
他のユーザーまたは他のアプリケーションがScanSnapを使用していないことを確認してから再度動作してください。

ScanSnapのエラーメッセージ

以前は問題なく使えていたのだが,いつからかUSBケーブルを接続しても認識されず,このエラーが出るようになってしまった。

他のソフトをアンインストールしてみたり,ScanSnap Managerを再起動してみたりしたが,効果がなく困っていた。

以下のページを見つけて,ここに書かれている通り,「接続しているUSBポートを変更する」と解決した。

ScanSnap を使用することができませんでした。他のユーザーまたは他のアプリケーションが ScanSnap を使用していないことを確認してから、再度操作してください。 | Evernote

原因不明だが解決してよかった。

2017-02-14

Release of BlueGriffon 2.3

HTMLエディターでもあり,EPUBエディターでもあるBlueGriffonの最新版である2.3が2017-02-14にリリースされた。この記事では,2.3での更新内容を解説する。

Revision from 2.2 to 2.3

2.3のリリースは公式サイトと,Google GroupGitHubのタグ(2017-02-14時点ではタグはまだ不在)でアナウンスされる。

まず,2.2から2.3の変更点だが,以下の公式サイトにあるとおり,大きく2点の機能追加・変更がある。

BlueGriffon

BlueGriffon 2.3での変更点
  1. ソースコードとWYSIWYGのデュアルビュー(Dual View (Source + Wysiwyg in sync))
  2. 目次の挿入・更新ボタンの追加(Table of Contents with one-click update)

詳細な変更点は,有料のユーザーマニュアルのSeciont 3に掲載されている。参考として全文を以下に掲載する。

3. Changes from version 2.2
• new preference to hide named anchors' icons in Wysiwig view
new button to insert or automatically update a Table of Contents (if originally created by BlueGriffon)
• the toggle between absolute and relative URIs in Image Insertion dialog was buggy
• the title of the main Window was not centered on OS X
• the link to Opquast from the Opquast Accessibility First Step window was obsolete
• the update manager could fail in some rare circumstances
• let empty inline nodes remain (user request)
• themes ironing
Dual View, including lots of changes everywhere to handle it correctly
• fixed a regression in editorHelper.jsm
fixed a regression in Style Properties panel
added Reset License button to the Preferences panel
• fixed min/max/close buttons on Windows in light theme
BlueGriffon User's Manual v2.3

以下でそれぞれの機能について解説する。

Dual View

まず,1点目の変更点のデュアルビュー(Dual View)について説明する。

これは,今までもBlueGriffonにほしい機能として要望のあがっていたものだ。

従来は,HTMLソースコードとWYSIWYG画面は片方だけしか開くことができなかった。つまり,HTMLコードを編集しながらリアルタイムでそのレンダリング結果を確認することができず,画面を切り替える必要があった。

今回の機能追加では,これが解消され,ソースコードとレンダリング結果を横に並べて閲覧でき,ソースコードの編集結果をリアルタイムで確認でき,またWYSIWYG画面の変更結果のソースコードへの反映結果もリアルタイムで確認できる。

サンプル画面を以下に掲載する。

Sample of Dual View

画面の左下に,[Dual View]と書かれたボタンが追加されている。このボタンを押下すると,[Dual View]モードに切り替わり,左にHTMLソースコード画面,右にWYSIWYG画面が表示される。

実際にソースコード画面やWISYWYG画面を編集すると,1-2テンポほど待つと,もう片方の画面が再読込され,変更結果が反映される。ソースコードの編集結果をWYSIWYG画面で確認する場合は,レンダリングが入るため,文書量によってはやや時間がかかる。

BlueGriffon 2.3のユーザーマニュアルでは,[15. The Dual View]でこの機能について解説されている。そこでの注意点として,BlueGriffonの機能であるリアルタイムスペルチェッカーが有効であると,ソースコードの変更結果をWYSIWYG画面に反映させる場合に,パフォーマンスに影響があると書いてある。

スペルチェッカーの設定は,以下の画像の通りに[Tools]→[Preferences]→[General]タブ→[Spellchecing]→[□Enable real-time spellchecing]から設定を変更できる。

Spell checker configuration

Table of Contents with one-click update

もう片方の変更点は,目次の生成・更新ボタンの追加だ。

この内容は,BlueGriffon 2.3のユーザーマニュアルでは,[10.16. Insert a Table of Contents]でこの機能について解説されている。

BlueGriffonにはもともと文書中のh1-h6要素を抽出して,目次を生成・更新機能があった。[Insert]→[Table of Contents]から実行できた。しかし,普段文書を作成していると見出しを追加することは頻繁にあり,その都度目次を更新するのが面倒だった。

2.3の変更では,この目次の生成・更新機能が以下の画像の通りとおりに,メニューののボタンとして追加された。

Sample of Table of Contents with one-click update

これにより,いちいちメニューを開くことなくこのボタンを押下することで,一瞬で目次を更新できるようになった。さらに,目次を作成すると一緒に生成される<!--mozToc -->というようなコメントをダブルクリックすると,目次の更新画面が表示され,目次の更新がしやすくなった。

普段の文書作成でよく行う作業なので,ありがたい更新だった。

Conclusion

2017-02-14にリリースされたBlueGriffon 2.3の主な更新内容2点について解説した。

まだリリースされたばかりなので,もしかしたらバグがあるかもしれないが,今回のDual View機能は長年BlueGriffonにほしい機能として声のあがっていたものだった。有償の別ライセンスであるが,2.2からEPUBエディターの機能を搭載(マージ)し,Dual Viewの機能も搭載され,まずますCSS組版のエディターとしての機能が充実してきた。

日本語でのBlueGriffonの情報はほとんどないので,今後も動向に注目していきつつ,情報共有していきたい。

参考:せのぺんさんのツイート: "おお!BlueGriffon 2.3がきたか! 今回の目玉は,ソースコードとWYSIWYGのリアルタイム編集。この更新はでかい。今まで画面を行ったり来たりしないとダメだった。 それと目次のワンクリック更新。 試さねば, https://t.co/GbWYbz9gEu"