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2014-03-25

大学院の卒業

今日は大学院の修了式だった。
6年の学生生活も終わり、4月から東京で働く。

修士課程に入った目的は、何が正しくてこれからどうしたら良いかわからなかったから、この答えを見つけること。

はっきりしたことはわからなかったけど、自分の中で答えを見つけた。それは、
・フリーソフト
・シミュレーション
を極めること。

例えば、肉食をやめて菜食主義になることが世の中にとってよいのかもしれないが、どちらがいいかはっきりとわからない。シミュレーションして将来推計してどうなるかみるしかない。

何か新しいことをやるときに、それが正しいか間違っているかなんて誰にもわからない。できることは、全ての方法、判断の過程、使用した道具・ソフトを完全に公開して誰もが検証可能にすること。お互いに検証しあうことで正しいか、間違っているか判断できる。


苦労するだろうけど、次の10年はフリーソフトとシミュレーションを極めるために突き進んでいくつもりだ。
これがここ2-3年かけて見つけた僕の答えだ。

2014-03-09

Google Chrome/Chromiumの標準PDF Viewerを変更

参考:

http://shop.plaza.rakuten.co.jp/bonz/diary/detail/201101120000
Adobe ReaderやFoxitやPDF X changeなどのPDFビューアをインストールしていると、自動でChromeのpluginも導入される。そのため、Web上でのデフォルトのPDFビューアもこうしたソフトになる。ただ、これだとChromiumでの使用で以下2点の不満がある。
  1. pluginの確認が出て面倒
  2. 表示速度が遅い
そのため、これらのpluginは使わずにPDFを閲覧できるようにする。
  1. 最初にAdobe ReaderやFoxit、PDF X changeといったpdfビューアのpluginの設定を解除する。
    1. Chromiumのアドレスバーに以下を入力してpluginの管理ページに移動。
      chrome://plugins/
    2. PDF関係のpluginを全部無効化。
  2. PDF Viewerという拡張機能をDL。
PDF ViewerはHTML5を使ってPDFを閲覧する。そのため、既存のPDFビューアがインストールされていなくてもPDFを閲覧でき、また表示速度も早い。
これで以降はChromiumでスムーズにPDFを閲覧できる。また、おそらく同様の手順でGoogle Chromeの標準PDFビューアも変更できるだろう。

2014-03-02

6冊から選んだベストな初心者向けC++入門本

C++はLibreOfficeやOpenFOAMといった最近のフリーソフトや、それ以外の商用ソフトやゲームにも使われている。おそらく今後も主要な言語となっていくだろう。フリーソフトの世界でやっていくには、LibreOfficeの改善のためにもC++を使えるようになる必要がある。
C++を勉強するために以下の本を図書館から借りて購入すべきかどうか調べた。
  • 高橋 麻奈, やさしいC++ 第4版 (「やさしい」シリーズ) 第4 (ソフトバンククリエイティブ, 2012).
  • ロベール, ロベールのC++入門講座 (毎日コミュニケーションズ, 2007).
  • スティーブ オウアルライン, C++実践プログラミング 第2 (オライリージャパン, 2003).
  • 高橋 晶 and 安藤 敏彦 and 一戸 優介 and 楠田 真矢 and 道化師 and 湯朝 剛介, C++ ポケットリファレンス (技術評論社, 2013).
この候補を出す時点で以下のC言語の学習を前提とした本は除外している。
  • ハーバート・シルト, 独習C++ 第4版 第4 (翔泳社, 2010).
  • グレゴリー サティア and ダウグ ブラウン, C++プログラミング入門 新 (オライリー・ジャパン, 2001).
私が使ったことがあるのはFortaran77とPythonとTeXくらい。Cの知識もないのでそこから学べるものが必要だ。
以下の本が網羅的で最もよいと思った。
  • ロベール, ロベールのC++入門講座 (毎日コミュニケーションズ, 2007).
独特の砕けた表現を使っていたり、Amazonのカスタマーレビューが怪しかったりするが、900ページにも及ぶ内容があり、当分はこれでいいだろう。
やさしいC++はわかりやすかったけど若干内容が物足りないと思った。
C++も基本を覚えたら後はライブラリの関数や機能などを覚える作業になる。そうなったらポケットリファレンスや江添さんのC++本を参照したらいい。
特に、実務的に大事なのはファイルの読込、書出の部分。実際に手を動かしながらやるのがいいのだろう。今は時間がないので、本を購入して一旦積んでおいて時間を見つけて勉強する。

読書メモの管理方法

読んだ本を記録する方法として今のところ以下の4種類を考えている。
  • JabRef(.bibファイル)
  • ブクログ
  • Amazon(カスタマーレビュー)
  • ブログ(Blogger)
これらのサービスを以下の要件を満たすように選定して使いたい。
  • ローカルにも記録を保存
  • ネット上に公開
  • ツイッターやGoogle+にも自動投稿
とくに、ブクログ、ブログ(Blogger)はツイッターとの連携で競合してしまい、単純に全部に投稿するとツイッターのTLがつまらなくなるのでうまく使い分けたい。

2.9.1 JabRef

利点:
ローカルに管理できる。
欠点:
公開できない。読み終わった日や読み返した日などの記録が面倒。

2.9.2 ブクログ

利点:
公開できる。日付の管理が楽。他人との交流。ツイッターとの連携が可能。スマホアプリが便利。
欠点:
ローカルに管理できない。

2.9.3 Amazon

利点:
目にとまる可能性が大きい。レビューのない本だと有用性が高い。
欠点:
Amazonの商売に無償で協力。管理が難しい。気兼ねのない意見が書きにくい。ローカルに管理できない。

2.9.4 ブログ

利点:
自由に書ける。書式も設定できる。Amazonアソシエイトリンクによりアフィリエイトができる。
欠点:
管理が手間。ブクログでツイッターと連携している場合ツイッターに二重投稿となる。

2.9.5 利用方針

ローカル環境:
JabRefを使ったbibファイルのReview項目に感想を書いて保存
ネット:
ブクログが最も使いやすいのでこれに読了日などを記録し、JabRefで書いた感想を投稿
基本的にはJabRefとブクログを使い、AmazonやBloggerにもときどき投稿する。
基本的な書評投稿の流れ
  1. JabRefでbibファイルのReview項目にまず感想を書く
  2. JabRefでbibファイルに書いた感想をブクログに投稿
  3. Amazonのレビューが少ないor評価がきにいらない->Amazonのレビューにも同じ内容を投稿
  4. 一ヶ月ごとに、ブクログのまとめ機能を使ってBloggerにその月に読んだ本をメモ
こういう方針で読書メモをつけていきます。

Blogger記事の複数ラベルの絞込検索

参考(2017-04-11リンク切れ): https://productforums.google.com/forum/#!topic/blogger-ja/98YStcD-paM

Bloggerでは記事に一つ以上のラベルを付けることができ、ラベルをクリックすることでラベル毎に記事を表示することができる。ただし、このままだと複数のラベルの付いた記事を絞り込んで表示することができない。

例えば、ある記事にA, B, Cという三つのラベルが付いている場合、AのラベルをクリックするとAというラベルが付く全ての記事が表示されてしまう。これを回避して、A, B, Cの三つのラベル全てが付いているものだけを表示するには,以下のようにURLに直接書いてやる。

http://<your blog name>.blogspot.jp/search/label/A+B+C

<your blog name>には自分のブログ名を記入する。このブログだとmyfuturesightforpastが該当する。 これにより、ラベルを絞って検索できる。

例:http://myfuturesightforpast.blogspot.jp/search/label/network+Windows

このように入力するのが面倒であれば、予めAのラベルをクリックしてラベルAで絞込んで記事を表示しておく。

http://<your blog name>.blogspot.jp/search/label/A

すると,上記のようにURLがAまで記入されている。ここからラベルを継ぎ足していくと楽に絞り込み検索できる。

2014-03-01

書評:ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係



食肉と菜食主義に関する議論がされている本かと思ったらその話題は後半(p. 200以降)くらいに書かれていた。大部分は動物に対する倫理や道徳に関する話題について触れてそれに関する具体的なエピソードや議論というものだった。動物実験やペットを飼う理由、男女の性による動物への関わりの違いなど広範にわたって取り扱っていた。

いろいろと扱っていたのはよかったが、文章が冗長で論点がわかりづらい箇所があった。著者の研究などを通じたエピソードに基づいて話が展開されており、物語があってそれはそれで面白い。しかし、肝心の問題点と議論の要点とそれに対する反対派と賛成派の意見がわかりにくい箇所があった。図解や箇条書きを駆使してわかりやすくして欲しかった。本の最初にあらすじや概要に該当する箇所がなく、この本全体で取り扱っている内容の全体像と道筋がイマイチよくわからなかった。
基本的には章毎に内容が独立している様子なので、目次をみて気になったテーマだけ読むというスタンスでよい。

個人的にはよく倫理の問題で取り上げられるトロッコ問題(暴走する列車の先には5人の作業員がいて、別のレールには1人の作業員がいる。自分がスイッチを押せばレールを切り替えれば1人は死ぬが、5人は助かるという状況でスイッチを押すかどうか)を動物例に挙げていた話題にはっとさせられた。サンデル教授の白熱教室でもこの問題はよく取り上げられるので知っていたが動物で考えたことはなかった。人と動物、動物と動物、ペットの命の扱いについて考えさせられた。他には以下のようなことが参考になった。
・人間はかわいい動物に価値を置きがち。
・本能で生きている動物に報復することの是非。
・鶏はたくさん殺されるので肉を食べるならくじらのようにできるだけ大きい個体から肉を得るほうが死の苦痛を減らせる。

この手の倫理に関する本にはおそらく共通することだろうが、どの話題にも結論というものはない。そこがはっきりしなくてもやもやが残った。